見える子ちゃん
ストーリーと解説
文化祭の準備を控えたある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生・四谷みこ。家でも、学校の教室や体育館でも、そして通学路でも、いたるところで霊に遭遇するようになる。
そんな不可解な存在に対するみこの選択は意外なものだった。「逃げる」でも「立ち向かう」でもなく、まさかの「見えていないフリ(スルー)」をすること。恐怖に怯えながらも、ひたすら平静を装って幽霊をスルーし続ける。もし霊たちに見えていることを悟られれば、何が起こるかわからないから――。
天真爛漫な親友・百合川ハナと平穏な学校生活を送ろうとするみこだが、霊感があるゆえに周囲から疎まれている同級生・二暮堂ユリアや、みこの霊視能力にいち早く気づいた憧れの(?)生徒会長・権藤昭生など、霊にまつわる人々が集まってくる。
それでも「見えていないフリ」を貫くみこだが、文化祭の出し物が"おばけ屋敷"に決定。産休に入る担任・荒井先生の代理として赴任してきた遠野善の登場により、平穏な日常がさらに一変する。
何やら異様な霊が取り憑いている遠野の影響か、ハナにも異変が生じ始める。普段から大食いなハナだが、いつも以上の空腹を訴えるようになり、お祓いのために神社へ連れて行くと突然感情的に。ついには入院する事態にまで発展してしまう。
ハナに異変をもたらした正体を突き止めるため、ユリアや昭生と共に真相に迫るうち、遠野の壮絶な過去が明らかになっていく。
一方、いつも仕事で帰りの遅いみこの母・四谷透子と、いつも存在を無視されているみこの父・四谷真守、一見なんの変哲もない四谷家にも、実は秘密が隠されていた。
親友の危機を救うため、見て見ぬふりを貫いてきたみこは、ついに「無視できない」恐怖に立ち向かう! 果たして、ハナを助けることはできるのか。そして、文化祭を無事に迎えることはできるのか。
作品データ
キャスト | 原菜乃華/久間田琳加/京本大我 |
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監督 | 中村義洋 |
製作国 | 日本 |
上映時間 | 98分 |
年齢制限 | |
字幕・吹替 | 邦画 |
上映情報 | 終了日:7月10日(木)予定 |
上映スケジュール
利用可
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